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映画用 タングステンフィルムでエモい写真を撮ろう!Cinestill 800T作例紹介!

さて、以前、Cinestill800Tを購入しました!って報告をしました。ようやく撮り終えたので紹介していこうと思います!

色々ハプニングもありましたが面白いフィルムを紹介していきますよ~!

Kodakフィルムの値上げ情報が入りました!気になっているフィルムがありましたら今買うのがいいかもしれません!!!
【Kodakに聞いてみた!】2021年 Kodakフィルム値上げ!?いつからどのくらい値上げするの?

Cinestill 800Tってどんなフィルム?

タングステンフィルムって?

このフィルムは普通のフィルムとは少し違います。35mmフィルムで、ISO感度が800、36枚撮りというのはふつうですよね。

でも、800TのTは「タングステンフィルム」を指します。

こうちゃん

た、た、たんぐすてん?元素記号「W」のやつ?
あはは、こうちゃん、タングステンフィルムってのは、色味に関係するんだよ~!

つっつー

そうなんです、いつも使っているフィルムは「デーライトフィルム」といい晴れている外などオールマイティーにどこでも使えるのがデーライトフィルムです。撮ったことある方はわかるかもしれませんが、室内の、特に電球の下では色味が変わってしまいます。
蛍光灯の下では緑っぽく、電球の下では赤やオレンジっぽくなってしまいます。

MEMO

デーライトフィルム太陽光を基準として色味が作られ、晴天の野外での撮影に向いている。
タングステンフィルム白熱電球や街灯を基準として色味が作られ、室内での撮影に向いている

ファンセーバーin地下街

それを防ぐためにフィルターとか用意されていますが難易度が高いですよね・・・。

タングステンフィルムは、室内撮影、おもに白熱電球に色味を合わせて赤みを抑えてあるそうです。ということは、室内で撮るときはとてもいい感じに映るはずですが、外など普段デーライトフィルムで撮影するシーンでこのタングステンフィルムを使うと、青っぽくなってしまうんです。

つっつー

その青さを生かした写真を撮るのも楽しいですよ!(まだ一回目なのでちょっと使いこなせなかったですが・・・)

ちなみに、このフィルムは兄弟がいて、Cinestill 50Dというデーライト映画用フィルムもあります。こちらのフィルムもいつかチャレンジしたいところですね!

そしてもう一つ、モノクロフィルムも追加されています!

モノクロ写真みたいですが、きっと本当にこんな色なんだと思います(笑)

また、もし購入されるなら、チャンプカメラさんのオンラインショップもおすすめです。

説明がしっかりしていて、お値段も良心的です!

参考 Cine Still 800Tチャンプカメラオンラインショッピング

Cinestillならではのハプニング!

せっかくのISO800、ということで、大須商店街の夜景を撮り歩いていると・・・

32枚目に焼き鳥屋さんを撮って次にガレージに止まっていた車を撮ったその時・・・!

「ぎゅいーーーーーーーん」

ってカメラが言い出して、36枚撮る前になんと全部まかれちゃいまして・・・32枚しか撮れなかったのです。

あとで作例紹介していくとき写真の紹介をしながらまたこのエピソードを紹介してます。

 

そしてそのハプニングの後いつもどおり、ダイヤモンドカメラシュシュのところに持っていきました。

フィルムの現像はどこでも同じ色味や味になるの? ダイヤモンドカメラシュシュVSカメラのキタムラ

でも・・・

「Cinestill 800T はごめんなさい、外注仕上げで、お日にちとお値段がかかってしまうんです。お値段2130円くらいで中9日、約2週間かかってしまいます・・・」

とのことで、当日見たかった僕は、シュシュでの現像をあきらめることに。

ということで・・・、名駅を挟んで反対側にあるビックカメラに持ち込むことにしました。

びーっくびっくびっくびっくか〜めら!♪

そこでは、C-41現像ということで、しっかり1時間で仕上がりました。学割の適用もできて、お値段はiPhone転送で1100円(税抜き)の10%オフでした。

最後に気を付けておくべきことはまたまとめますので作例をご覧ください!

ここまでの記事は、フィルムの現像前に書きました。ここから先は、現像後に書いています!

タングステンフィルム Cinestill 800Tの作例紹介!

ということでお待たせしました!タングステンフィルム、Cinestill 800Tの作例を紹介していこうと思います!

最初に撮った一枚は・・・!

最初に撮った一枚は・・・

EOS 7s × Cinestill 800T

肉!!!

スマホで撮るとこんな感じでした!

こうやって比べると、彩度が落ちているのが分かりますね。なんだか、色味が映画のような、と言われたらそんな気がします。動画だったら本当に映画のような感じだったのかもしれません。

EOS 7s × Cinestill 800T

こうちゃん

食後の一服は最高!
喫煙室ならではの煙が風で飛ばされないのがまた映画のような、そんな感じな気がします。

つっつー

ここからはジャンルごとに紹介していこうと思います!

夜に撮影してみたよ!

そして、この後、夜景撮影に行って来ました〜!この時の写真はこちらでも紹介しているので是非ご覧ください〜

撮影アプリを使わず iPhoneで簡単に素晴らしい夜景写真を撮影・編集するコツを紹介!in スカイプロムナード

EOS 7s × Cinestill 800T

デジタルの写真は多数上の記事で紹介しています。

こうやってみると、結構青味が深いですね〜。水平は・・・いまいちあってませんが・・・。

EOS 7s × Cinestill 800T

名駅のロータリーでタクシーを撮ってみました。

先ほど、街灯の下での撮影でもいいって書きましたが、こうやって実際に撮影してみると街灯の下でもかなり青っぽく見えますね。

最近の電灯はLEDが多いのでもしかしたらタングステンフィルムには向かないのかもしれません。(要検討、ですが。)

EOS 7s × Cinestill 800T

さて場所は変わってこうちゃんの愛車。映画のワンシーンを意識して車の撮影をしてみました。こうちゃんの愛車は、こちらの特集があります。ドラマチックなストーリーですよ!

一目惚れの恋人に再会したような出会い。日産 フェアレディZ33 「愛車とわたし~相棒との記録~」#1

EOS 7s × Cinestill 800T

味のあるラーメン屋さんですよね。なんと創業からずっとここで変わらぬ味を提供し続けているのだそう。映画のような味のある一枚になりました。(もう少し、広角レンズが欲しいものですが・・・)

よくみると、蛍光灯の色の周りがピンクになっていますね。これは普通のフィルムにはない特徴かなと思います。

EOS 7s × Cinestill 800T

イルミネーションもこうやってみるとなかなかいい色ですね。青っぽい光を撮るのにはいいかもしれません!

にしても、ここ金山駅のイルミネーションは一体どういうモチーフなんでしょう。笑

EOS 7s × Cinestill 800T

駅でとっさに撮った一枚です。思ったより、てかめっちゃ青緑・・・!タングステンフィルムは初めてなので分からなかったことですが、もっと普通の色味になるのかと思いました。笑

やはり蛍光灯周りにはピンク色のようなモヤが出ますね。このタングステンフィルムを使いこなせるようになりたいです!

青空の下ではどうか!?

では、青空の下、いわゆる「デーライト」での撮影をしてみましょう。

EOS 7s × Cinestill 800T

これは・・・夕焼けを撮影したんです。それもかなり空がオレンジ色の夕焼けです。でも、なんだか朝焼けみたいな、そんな印象を受けます。

普通の青空の下、撮影するとどうなるかというと・・・

EOS 7s × Cinestill 800T

あはは、なんだか全体的にあおい!青い!

そして、流し撮りもなんとなくですが上手に決まりました笑

この中でポートレート撮っていたらどうなっていたんでしょう、もう一度チャレンジした時にやってみようと思います。

EOS 7s × Cinestill 800T

お店の入り口から止まっている車を撮ってみました。この日は雨が降っていたのでホワイトバランス的にもさらに色味が・・・。

大須商店街を撮り歩いてみた!

さてさて、夜の大須商店街をこのCinestill800Tを入れて撮ってみました。

商店街の露店をパチリ。

大須商店街はお店のジャンルが色々としていて、のんびり歩き回ると意外と時間がかかっちゃいます。この日は、先日テレビでも紹介されていたピザのお店に行きたくてここ大須を訪れました。

世界一のマルゲリータっていうので食べてみました!

こちらはスマホで撮ってみた写真!

やはりスマホ×Lightroomの写真と比べると彩度などは色々と違う気がしますが、映画用っていう特別感がたまらないです!

店内を自由に撮ってもいいですよと言ってくださいました!

なんだかこの写真を撮った時のことを浮かべると、今にも映画のように動き出しそうな・・・そんな感じがします。

こちらのパンもとっても美味しかったです!少し明るさ暗めでも、これはこれでフィルムの味な気がします。

とっても美味しそうな笑顔なんです笑

このような光源下でも顔色が変になったりしないのでとても面白いです。

MEMO
こちらのお店は大須にある、Pizzeria Braceria CESARI!!というお店です!地図はこちらになります〜!

おすすめですよ〜!

食べ終えた後、大須の街をのんびり散歩して来ました。

こういうのが最高!

提灯と焼き鳥屋さんの看板・・・なんとも言えない良さがある!看板がバイクで隠れちゃっているのが残念ですが、こういうシーンには最高です。

やはり、白熱電球とかにちょうどいいのではないでしょうか!もう一回撮り歩きたい・・・

ちょっとエモい雰囲気に撮ってみました。

目線外していて、何かを考えているようなそんなシーンをイメージしました。

 

予想外に最後の一枚になってしまったけど、思ったよりよかったです。

すっごい青いい!笑

大須さんぽはいい写真をたくさん撮って帰ることができました、嬉しい嬉しい!

 

Cinestill 800T 現像や撮影で気を付けること

作例を踏まえてもう一度注意点を紹介していきましよう。

参考 Cine Still 800Tチャンプカメラオンラインショッピング

まず、先ほど紹介したチャンプカメラさんのページには、このような記述があります。

現像は普通のカラーネガ現像 (C-41) ができます。街の写真屋さんでも対応してくれます。
ベース面は、一見白黒フィルムのように見えますがカラーネガです。
ISO感度は800ですが、DXコード未対応フィルムですので、フィルム感度は手動で合わせて下さい。

しかし、自分のEOS 7sでは、フィルムを入れた後、しっかりとISO800という数字が出て自動でセットされました。
もしかしたら、DXコードが関連して、撮影枚数がくるってしまったのかもしれないですね。

この辺はまた研究してみます。

 

では最後にまとめてみましょう!



  • 白熱電球の下ではとってもいい色味
  • 低彩度ですっきりとした色味
  • 映画のようなシーンが再現できる!


  • 思ったよりも青い!(いいところではありますが。)
  • DXコードに対応しているのか分からないため、ISOや撮影枚数に注意
  • どこでも現像可能なはずですが、お店によって対応が違う

 

つっつー


フィルムカメラのいいところって、枚数が限られていることですよね。何百枚も撮れるデジタルとは違って、最大36枚です。
36枚の一枚一枚、どこで撮っているのか記憶に残るのがフィルムの良さです。今回のフィルムは映画風に撮れるということもあって、フィルムの写真を見ると今にも映画のように動き出しそうな・・・そんな写真がたくさん、思い出と一緒に残っています。

 

一本高いですが、是非、色々なフィルムを使ってみてください!

【作例紹介】イルフォード panf plus 50は表現力の高い白黒フィルム コスパ抜群でKodakの味を楽しめるフィルム ProImage100×EOS 7s 作例とレビュー!! 一本から購入も! ISO感度を選べる⁉ ナチュラ1600の面白さ

そして次はこうちゃんおすすめのKodak Portra160を買って来ました!このフィルムはPortraのなかで僕が一番お気に入りのフィルムです。紅葉の写真も撮れたらいいなって思っているので楽しみです!

【作例比較】ポートラで撮る、夏。【Kodak Portra160/400】

ではまた!

2 COMMENTS

匿名

タングステン、は元素記号Wのタングステンですよ。白熱灯のフィラメントにタングステンが使われていることから、白熱灯光源下での撮影用に作られたものをタングステンフィルムと言います。つまり白熱灯以外の街灯などでは効果を発揮しません(青っぽくなります)

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