前回の復習から!
このシリーズでは、Lightroomの用語解説を主にしています。
パソコン版でもスマホ版でも基本的な内容は共通しているため、みなさん読んでいただけたら嬉しいです。
ここでは、自分が使っているスマホ版と、
Lightroom Classicのスクショを使って説明していきます。
「写真編集における用語集!iPhone写真編集を使ってみよう」の方が、
初めての人向けにYouTubeを使った解説と、編集前後の写真も使って
用語の説明しているのでぜひまだ見てない方は見てください。
見比べていただけたらさらに理解が深まると思います。
さて!
第一回は、Lightroomへの写真の取り込み方と、基本の明るさ補正についてみていきました。
そして第二回は、色調補正篇ということで、色味の調節を行いましたね!
さらに第三回では、ディテール篇ということで、写真の細部を調節しました。
今回もまた、Lightroom独自の項目が数多くありますので詳しく見ていきましょう!
写真をクリックすると拡大してみることができます!
あとは、Adobeの公式サイトで「フォトプラン」っていうLightroomやPhotoshopだけのお得なプランもあります!
トリミングで写真の構図を調整しよう
今回は、トリミングと角度の補正について見ていきましょう。
トリミングとは、撮った写真を切り取ることですね。
例えば、もともとの写真を正方形サイズにしたり、余計なものが映ってしまった時にそれを除いたり、余白のバランスを整えたりするのに便利です。
では早速、トリミングの仕方を見ていきましょう。
モバイル版では、「自動」より左側にある「切り抜き」を使い、
Classicではこちらの切り抜きツールが便利です。
切り抜きツールを起動すると以下の画面に切り替わります。
モバイル版のメニューバーで、切り抜きツールの用語を左端から順番に説明していきましょう。
一番左端は「縦横比(アスペクト比)」のプリセットです。
Classic では、元画像というところ選択するとプリセットを選ぶことができます。
またClassic では、数値を入力して指定のアスペクト比でトリミングすることも可能です。
一眼レフカメラなどは3:2 を採用しています。
そのほか1:1は正方形、
4:3はコンパクトデジカメに多く採用されていたサイズです。
また、Foodie やDazz カメラなどもこの4:3の縦横比を採用しています。
16:9はスマートフォンのなどの全画面サイズや動画の縦横比になります。
そのほかカスタムといい自由なサイズで切り取ることができる仕様もあります。
左から3番目の角度補正は次の章で説明します!
角度補正で水平を調節しよう
切り抜きツールを起動すると、モバイル版では左から3番目に、「角度補正」というボタンがあると思います。
Classicでは角度調節バーの上にある「自動」ボタンです。
これは、写真が斜めになっているかを検知して水平になるように自動調節してくれる機能です。
つっつー
ではここで写真を使って試しに角度調整をしてみましょう。モバイル版で説明しますが、Classic でも同じです。
こちらが角度補正前の写真です。右側に車とそれ以外の余白がないうえに若干斜め右下がりになってしまっているのが気にな
るので補正していきましょう。
(この車は試乗した新型スープラの直4モデルSZ-R です。楽しい車でしたが直6モデルも気になります!笑)
まずは、右側の余白がないことによるアンバランスさをなくすために、思い切ってトリミングをします。今回は左側の余白を生かしつつ上下の余白も考えました。スクリーンショット左下)
さらに傾きを、グリッド線を見ながら車が水平になるように調節します。(スクリーンショット右下)
Classicでの編集画面はこのような感じです。
では、完成した写真を見てみましょう。
こうやって並べてみると、トリミングしなくてもまぁよかったかなと思ったりしますが、しっかり角度の補正もできていると思います。
さて、Lightroom にはこの「切り抜き」に似た機能の「ジオメトリ」(Classic では、「変形」)という項目があります。
これの違いについてもまた詳しく語っていきたいと思います!
つっつー