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星空写真をレタッチして図鑑のような写真に仕上げよう!

さてこの8月11日から13日は、夏の風物詩ともいわれるペルセウス座流星群の極大日でしたね!

みなさんは星空を眺めましたか?

星空を上手に写真に撮る方法とは!? 8月は「ペルセウス座流星群」を撮ろう!

こちらの記事で、星空撮影の基本をまとめました。

今回は、撮影した星空を図鑑でみるような写真に仕上げる方法を解説していきますよ!

こんな感じの写真にしていきます!

この写真のような編集をするときは、RAWモードで記録するのがおすすめです。

RAWってなぁにって方はこちらの記事を読んでみてください!

カメラの基本用語解説③jpegとRAWの違い編

基本補正で全体の仕上がりを整えよう!

Lightroomにおけるそれぞれの調節項目についてはぜひこちらの記事を参考にしてください!
とってもわかりやすく書いてます!

「取り込みと基本補正篇」Lightroomの使い方!やさしい詳細解説① 「色調補正篇」Lightroomの使い方!やさしい詳細解説② 「写真のディテール編」Lightroomの使い方!やさしい詳細解説③

ホワイトバランスで空の色味を調節しよう

先ほどのBefore Afterの写真のように空の色を青っぽくするには、ホワイトバランスの調節をします。

以前こちらの記事で夜景写真の色味の編集について書いてるので読んでみてください!

夜景撮影は色味と明るさが難しい!? 夜らしい色味を出すには・・・?

ホワイトバランスを下げることで、青っぽく、幻想的になるので、自分は数値を3000~4000の間で調節しています。

露光量などを調節して星を目立たせよう

さて次は、露光量やコントラスト、ハイライトなどを調節して星の輝きを強めたり目立たせたりしてみましょう。

写真によって調節の方法は異なると思いますが、

今回は露光量を下げて全体の明るさを夜らしく少し暗く、またコントラストを強めて明暗差をくっきりさせてみました。

明瞭度やかすみの除去を使ってみよう

明瞭度やかすみの除去を使って、写真をクリアにしたりよりくっきりさせたりします。

明瞭度やディテールは+にすると天の川や星たちをより際立たせることができますが、ノイズも同時に目立ってしまうので上げすぎない程度で調節してみましょう。

かすみの除去を入れて、しろっぽいかすみを低減してクリアーな写真に仕上げます。少し入れてみました。

彩度はあまり大きく変えなくても良き

自然な彩度や彩度は、鮮やかさを調節するものですが、星空の場合あまり変わらないので少しだけ入れるくらいがおすすめです。

あまり大きくすると、ノイズの彩度も上がってしまうなど不自然になりがちです。

今回はなんとなく彩度を多めに上げてみましたが、正直あまり変わらない気がします。

明暗別色補正で空や星の色味を微調整する

この補正は使わなくてもいいのですが、せっかくなので紹介します。

暗いところは青っぽく、星など明るいところは少しオレンジ色を足してみました。
最初は紫色を足してみたのですが、オレンジ色の方がよかったのでそうしました。

しかし、雲が映ってしまった場合、雲は明るいところとして認識されるので明暗別色補正は使いにくいかもしれません。

 

今回の編集は、こんな感じにしてみました!タッチすると拡大します。

+αの応用編集もやってみよう!

ここまでの編集でもだいぶ見違えるような写真になると思いますが、せっかくなのでレンズ補正を使ってみましょう!

プロファイル補正を使おう

Lightroomにはたくさんのレンズのそれぞれの特性をもとにゆがみや周辺光量などの補正を自動的に調節してくれる機能があります。プロファイル補正を使用っていうのにチェックをつけて早速適用してみましょう!

今回は、フルサイズのカメラながら広角単焦点がAPS-C用のシグマ30mmしか持っていないので四隅が暗くけられてしまい、歪みもだいぶ発生しているので補正量を増やしてあります。

 

フリンジ除去で星の色をしっかり出そう!

レンズ補正の「手動」タブにあるフリンジ軽減を使って、星の周りに出るマゼンタ色の色を除去していきます。

ピンク丸のスポイトを使うと便利。

こんな感じでスポイトでマゼンタ色のところを選択してみます。すると自動で除去してくれますが、足りない部分は自分でそのパラメータを動かして調節してみます。

星のふちっこをマウスで選択してクリックするだけ!

すると・・・!

しっかりマゼンタ色が消えて星がきれいな白い点になりました!

こんな感じです~。

おさらい・・・レタッチのワンポイントと撮影した写真集

さて今回は、星空写真のレタッチについて解説しました!

今回のレタッチをもう一度振り返ると・・・

①ホワイトバランスで空の色を青っぽく、幻想的にする
②露光量などで空や星のあかるさを調節する
③明瞭度やかすみの除去で星を際立たせる
④レンズ補正を使ってみる
⑤フリンジを除去する

こんな感じです!

最後に今回撮影したほかの写真も紹介させてください~!

Canon EOS 5D MarkⅣ+SIGMA 30mm F1.4 DC HSM Art(F2.5 20秒 ISO2000 )

奇跡的に流れ星が左上に!ずっと三脚立てて構えていたけど写ったのこれとこの下の写真だけ。

Canon EOS 5D MarkⅣ+SIGMA 30mm F1.4 DC HSM Art(F2.5 20秒 ISO2000 )

よく見ると真ん中に!
この写真実は車の屋根の上において撮ったんです笑

Canon EOS 5D MarkⅣ+SIGMA 30mm F1.4 DC HSM Art(F2.5 20秒 ISO2000 )

そして一番のお気に入りはこの写真!

天の川とカップルっていいですねぇ!自分も撮ってもらいたいくらい・・・笑

さらに・・・!

みえますか???流れ星!

思いっきりトリミングしてます。

なんと流れ星&ポートレートの撮影に成功!これはうれしいです♪

Canon EOS 5D MarkⅣ+SIGMA 30mm F1.4 DC HSM Art(F2.8 10秒 ISO3200 )

天の川はこの写真が一番きれいに映ったかな。

また星空写真、チャレンジしてみたいです!

今回は、渥美半島にある太平洋ロングビーチというところで撮影しています!

山でなくても海でもこんなにきれいに見ることができるとは思っていなかったのでびっくりです!

みなさんも星空写真、楽しんでください~!!

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