こうちゃんです!
ヤシカ・ハーフ17についてのお話、今回は後編です。
前編はコチラ

【前編のあらすじ】
こうちゃんが高校生の時に使っていたヤシカ・ハーフ17を久しぶりに取り出してみたら、なんと当時のフィルムが入っていたのだ!
フィルムを現像に出してみると、なんとそこには真っ青な空、カビの生えた風景など面白い写真が写されていた・・・
と、いうわけで今回は、新しいフィルムを入れて撮りなおしてみました!
なかなかに良い絵が撮れていたので、お楽しみに!
それではいってみましょう!
ヤシカ・ハーフ17の作例紹介

ヤシカ ハーフ17
使用したフィルムは『富士フイルム SUPERIA X-TRA 400』です!

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
一枚目はコチラ。このカメラの初代持ち主である僕の母です。
とてもソフトな写りをする印象。何気ない一枚が味のある絵になりますね。
母曰く、『60年前のカメラで60年前の人を撮ったら当時に戻ってしまう❤』だそうです笑

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
今回はポートレート多めです。七夕の時に撮った写真。
夜のガレージ内ですが、ISO400のおかげでしっかり写っています。

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
友人と矢場とん。とっても美味しくて楽しかったです。
楽しそうな雰囲気が写真で残せたのは嬉しいですね。

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
友人とチャーハン。これも美味しかった。
決して精細ではないけれど、どことなく温かい雰囲気で写ります。
日常のひとときを切り取るには、こういう絵も良いですね。

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
店内の看板。
ネオンと相まってタイムスリップしてしまったかのような写真です。
いいなあ。こういう絵、僕はとっても好きです。

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
夏の早朝。全体的にマゼンタっぽい色をしていますね。
このフィルム自体はそこまでマゼンタな傾向は無いので、レンズとの相性かもしれません。
空のグラデーションが綺麗に表現されています。

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
同じく早朝の空。僕は本当にこの写真が好きですね笑

ヤシカ ハーフ17 × Kodak GOLD200(期限切れ)
期限切れフィルムはとてつもなく青い青空だったので、それと比べるとかなりナチュラルな写りをしています。

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
なんでここで撮ったのかわからないシリーズ。
かなり光源が弱かったので写ってるか心配でしたが無事写っていました笑
暗さとザラザラ感とピントの甘さが相まってもはやジャケ写。
昔のカメラならではの写り、とっても良いです。

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
ハーフ17はとっても小さくて丸みをおびた可愛いボディをしているので、ふと構えても自然な表情をしてもらえます。
カメラに威圧感が無いからこそ、何気ないシーンを撮るのに向いています。
大切な人との何気ない瞬間を写すのにはもってこいのカメラです。

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
いやあいい。めちゃくちゃいい。

ヤシカ・ハーフ17 × SUPERIA X-TRA 400
今回のベストショット。文句なしのベストです笑
SUPERIA X-TRA 400はどことなくノスタルジーな写りをするので、このカメラとの相性は抜群ですね。
喫茶店の中庭をたまたま撮った一枚ですが、とっても良い雰囲気を出してくれました。
現像してこういう絵が出てくると嬉しいですよねえ。これだからフィルムはやめられない。
柔らかさとノスタルジーが醸し出す特別な雰囲気が素晴らしい
作例紹介、見てきました。
どれも良い写真が撮れていて、とっても満足です!
最後の写真は本当に好きで、現像してはじめてみた時思わずため息をついてしまいました。
いいなあ。こういう写真、本当にいいなあ。
ハーフカメラは35mmフィルムを倍撮れるから気軽だし、見た目も可愛いからついつい持ち運びたくなってしまいます。
これからもふとした時に撮って、素敵な日常写真を収めていきたいですね。
一眼レフのように『しっかり構えて撮る』のも良いですが、ハーフカメラのように『気軽に持ち運んでサクッと撮る』のも良いですね。
どちらにせよ、やはり写真は素晴らしいなと思います。
SUPERIA X-TRA 400は生産終了フィルム。でも海外版ならまだ買えます。
今回使用したSUPERIA X-TRA 400は、実は2018年3月に生産終了となってしまいました。
落ち着いた色味、ノスタルジーな写りをするこのフィルムがいつか楽しめなくなってしまうのは残念です。
しかし、海外パッケージ版はまだ購入することができます。
しかしこちらも、いつ販売終了になるかわからないので、気になる方はお早めに試してみてください!
きっとその写りの良さに、生産終了を惜しみたくなると思います。
現代にまだ存在していることが不思議なくらい市場が縮小しているフィルムカメラ。
それでも、この世からフィルムが消え去る最後の時まで、写真を取り続けたいですね。

何気ない瞬間を、ちょっと特別に
いつもとはちょっと違う、でも当たり前な素敵な日常。
そんな時を残したいと思ったら、ぜひフィルムカメラを使ってみてください。
きっとホッとする一枚が撮れると思います!
当サイト『ここカメ!』では他にも様々なフィルムの作例を紹介しています!
また、これからもフィルムの作例を上げていきますので、気になるフィルムがある方はコメント等にてお知らせください!
それではっ